「恵那川上屋 岐阜タカシマヤ店」に行ってみた
岐阜駅から徒歩15分程歩いて岐阜タカシマヤ店さんへ。駅からの道はほぼ真っすぐで簡単。
恵那川上屋さんは、1階に店を構えます。
季節ごとに異なるお菓子が並ぶので、遠方でめったに来れない私は、お店に来るたびに新鮮な気持ちになれます。
広いスペースではありませんが、扱う種類が豊富で、大阪の百貨店のデパ地下ではこんなに種類豊富なお店がないのですごく楽しいです。
夏の涼しげなお菓子「栗観世」「泡沫とまと」もあります。各1個221円。
こちらは、定番商品「くり壱」です。羊羹で栗ペーストを包んだもので、外側の朴葉の香りがアクセントになっています。以前いただきましたが、個人的には羊羹と栗ペーストの割合がちょうど良いと思いました。羊羹がこれ以上大きいと甘すぎるので。大サイズ2,000円、小サイズ1,151円。
「あんず信山丸(小)」1,651円、「コンフィチュール(くり)青い山脈」601円です。
岐阜・長野に行くと、あんずジャムやコンフィチュールがありますよね。ご当地ものに惹かれます。
「コンフィチュール(くり)青い山脈」は、栗をふんだんに使ったミルクジャム。パンやスコーン、アイスに添えて使えます。お日持ち20日というところから、添加物が少なく良質なのが伝わります。
完熟桃ゼリーは長野産の完熟桃を使用。冷やしてゼリーとして、凍らせてシャリシャリとシャーベットとしてもいただけます。1個161円。
栗羊羹は、上品な小豆に大粒の栗が入っています。日持ちが長いので贈り物にしやすいです。1本1,651円。
中仙道は、抹茶の羊羹に大ぶりの栗をふんだんに使ったものです。1本1,651円。
栗モンブランは、スペイン産栗ペーストと和栗餡を合わせて包んだもので、和菓子っぽくも洋菓子っぽくもある。どちらかと言うと、和菓子感が強めかな。表面のワッフル風のデザインが可愛い。5個入り1,350円。賞味期限7日。
栗あんぱんは、恵那川上屋さんの姉妹店・信州里の菓工房さんの人気商品。パンよりもしっとりとした周りの生地。和菓子とパンの間のような印象。断面から栗きんとんがたっぷり入っているのが分かります。これもボリュームの割にお安いですね。真空パックに入っているので日持ちは10日。5個入り1,102円。
ころは、迫力サイズの甘納豆。ザラメをまぶしている甘納豆が多い中、ころは使っているのは粉糖。栗がメインで砂糖はあくまで脇役に徹してくれます。甘納豆好きの父に買えば良かったと後悔。原材料は、「栗甘露煮」「砂糖」「和三盆」と3種類でシンプルな安心・安全なお菓子。3粒651円。
栗三盆は、和三盆を使った干菓子で12個入り331円。
栗サブレ山ノ栞は、渋川入りの栗の漉し粉が入っているとのこと。確かに、よく見るとこげ茶色のパウダーが入っていて、それが香ばしさを出しているよう。お味は、プレーン・ココア・紅茶・黒糖の4種類。厚めのザクザクした食感で、私はプレーンが好き。ココアと紅茶も人気だけれど、純粋に栗とバターの風味を楽しめるのがプレーン。恵那川上屋さんの中でも、贈答品として人気のあるお品です。1枚151円。賞味期限30日。賞味期限が30日のサブレって、それだけで美味しそうなイメージ。さすが無添加です。
右側の写真は次の6種類。胞衣栗饅頭181円。シナモン風味のとわ181円。手合栗最中221円。
洋風栗きんとん251円。栗タルト251円。手合栗最中6個入り1,322円。
実食!
「栗観世」、「泡沫とまと」
栗観世は、冷やして食べる夏のスイーツ。つるんっと食べてしまいます。見た目も夏らしく涼しげな夏のお饅頭という感じ。1粒乗った小豆は、蛍を模しているそう。
泡沫(うたかた)とまとは、「おかしなトマト果汁」にレモンピューレなどを加えて作られたフルーティな味わい。こちらも爽やかな夏にぴったり。
今回は単品(1個221円)で購入しましたが、それぞれ5個入りや10個入りもあります。子どもから大人まで幅広く好まれそうで、期間限定というところもくすぐられます。夏の手土産にお買い上げ人気No.1のお品です。
栗あいすぷりん ←おすすめ
今回、いただいた中で栗あいすぷりんが一番好き。
アルミ・スチール缶に入っています。購入時に冷凍庫で8時間凍らせてくださいと言ってくれました(箱にも記載あり)。
実際には15時間位冷凍庫に入れていましたが、カチカチにはならず、すぐに食べられました。
栗の粒は右半分の方に集まっていましたが、全体的に栗味が濃厚。カスタードクリームが好きで、仮に栗がなくてもプリンとして丁寧に作られてるのが伝わります。331円ですが、他のお店だったらもっと高く値段を設定していそうなお品。濃厚で一気に全部食べられない位の満足感でした。
栗三盆、洋風栗きんとん、栗タルト
写真上の栗三盆は、いわゆる干菓子。落雁っぽい。砂糖、赤えんどう、和三盆糖、栗が入っています。和三盆糖は、こだわっているお店御用達の香川県のばいこう堂さんのもの。12粒入り。あまり落雁を食べ慣れないので、意外な感じ。高齢の方は、素朴なお味で昔のお菓子を思い出して喜びそうと思いました。
写真左下の洋風栗きんとんは、スイートポテトのよう。裏ごしした栗が、ぎっしり詰まってる。他のお店にはない特徴的なお菓子ということではないけれど、しっかり美味しい。
写真右下の栗タルトは、大きめで食べ応えがある。柔らかくて持ち上げた時に「ほろっ」と崩れてしまい、上の写真は半分以下のサイズに切ったものです。洋酒が少し入っています。栗も大きめ。251円でこんな重量感はなかなかない位の満足感。
終わりに
カフェ店舗でモンブラン「栗山」を食べたかったのですが、今回訪問したのは高島屋店のため、持ち帰ってお菓子を実食。
それでも、広いスペースではないですが、品揃えが豊富で十分楽しめました。ゼリーや羊羹、サブレ、タルト、コンフィチュールなど、箱入りだけでなく1つから購入できる品が多くありました。カゴを手に、迷いながら選んでいくのは楽しい。パッケージのデザインもおしゃれで可愛いのもポイント高し。
関西圏にお店がないので新鮮でした。期間限定で大阪の百貨店に出品したら、大阪でも一気に人気が出そう。
今回のページの中の商品では、個人的には過去に食べたものも含めて、「栗あいすぷりん」「栗サブレ山ノ栞(プレーン)」「コンフィチュール(くり)青い山脈」「ころ」がおすすめです。
通販サイトも充実の品揃えなので、お店に行けない時は利用してみようと思いました。