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どんなお店?
「恵那川上屋(えなかわかみや)」さんは、岐阜県恵那市に本店のある、栗きんとんで知られるお菓子店。
私は、栗のスイーツと言えばモンブランをたまに食べる位ですが、恵那市や中津川市では、秋になると洋菓子・和菓子店に栗のスイーツが並び、多くの人が旬の味覚を楽しみます。
また、「恵那川上屋」さんは、恵那・中津川地域の栗の生産者と二人三脚でこだわりを持って栽培した上質な栗を使用しています。岐阜エリアに8店舗(うち、カフェ併設店は4店舗)、名古屋市千種区に1店舗、東京都世田谷区の二子玉川に1店舗の合計10店の常設店を持ちます。定番品もありますが、季節や店舗によって扱う品が大きく異なり、9月になると「栗きんとん」など名物スイーツが出揃います。
常連のお客さんは、毎年夏になると予約し、その年にとれる栗のスイーツを心待ちにするそう。中でも、消費期限30分の特大モンブラン「栗一筋」は行列ができる超人気スイーツ。今回は、そんな「恵那川上屋」さんのスイーツをご紹介します。
店舗一覧
- 恵那峡店(岐阜県恵那市) ※カフェ併設
- 恵那中央店(岐阜県恵那市)
- 瑞浪店(岐阜県瑞浪市) ※カフェ併設
- 岐阜高島屋店(岐阜県岐阜市)
- 可児店(岐阜県可児市)
- 咲久舎・可児御嵩インター店(岐阜県可児市) ※カフェ併設。テラス席はペット同伴可。
- 高山店(岐阜県高山市)
- 高山花筏店(岐阜県高山市) ※カフェ併設
- 星が丘店(愛知県名古屋市千種区)
- 二子玉川店(東京都世田谷区)
華やかスイーツ
夏おせち
みずみずしい夏の栗きんとんや鮎の親子、あざやかな木の葉など、夏らしい彩りのお菓子がいっぱい詰まっています。何層にも重ねたカップデザートも涼しげです。
子どもにプレゼントしても食べやすいお味のものも多く、3段のお重をワクワクしながら開けてくれると思います。期間限定品です。
おせち三段重
上生菓子や和魂洋才のお菓子が詰まっています。例年12月上旬に予約開始となる品です。
お正月に親戚が集まる中で、盛り上げ役をかってくれること間違いなしです。わいわいと楽しみながら、話のネタにしながら囲んで食べたいおせちです。
定番スイーツ
消費期限30分のモンブラン「栗一筋」
「栗一筋」の提供は、恵那峡店と咲久舎・可児御嵩インター店、瑞浪店に併設する「里の菓茶房」の3店舗のみ。
販売期間は、9月上旬〜1月上旬までのわずか4ヶ月間。栗きんとん5個分の恵那栗ペーストを使用。量は多くても甘さ控えめなペーストのため、さくさく進みます。
分厚い栗ペーストの内側は、最下層に焼きメレンゲ、カスタードクリーム、生クリームと続き、キャラメルソースが入っています。一番上に乗せられた栗の渋皮煮も特大サイズで存在感抜群です。
スポンジケーキと一緒に食べる方が好みという方には、モンブランケーキ「栗山」の方をオススメします。
※提供店舗、販売時期は、状況により変更となる場合があります。
夏の栗きんとん「栗観世」
夏の栗きんとん「栗観世」は、あっさりとした栗きんとんと夏らしい泡沫(うたかた)生地の相性が特徴です。
個人的には、甘さ控えめの「栗観世」はさっぱり食べられて好きです。高齢の祖母も美味しそうに食べてくれました。
秋の定番「栗きんとん」
厳選した栗と少しの砂糖を合わせて炊き上げられた生地を絞り、栗の形にされています。
優しい甘さで職人さんの手作りを感じるお味です。
例年7月上旬から予約が開始され、9月〜10月中に配送されます。定番ですが、1年で限られた期間しか食べられないのでおさえておきたい1品です。
冬の栗きんとん「ひなたぼっこ」
天日で熟成した市田柿で栗きんとんを包んだ、大人向けの渋めのお菓子。
栗きんとんの水分が柿へと移り、栗きんとんの味は熟成され、柿はいっそうみずみずしくなります。
栗と柿は、和菓子店でも扱っているお店は少ない組み合わせで、珍しい一品です。
くり壱(大)
甘さ控えめの蒸し羊羹が栗きんとんを包み、外側を朴の葉でくるみ蒸し上げられたお菓子です。
創業から続くロングセラー羊羹。郷土料理にも使われる朴の葉が意外にもお菓子にマッチし、香り高い品です。
羊羹部分がそれほど大きくないので、甘さのバランスがちょうど良いと思いました。
好きなサイズにカットでき、ビジュアル的にも朴の葉が里山の雰囲気を醸し出してくれる、ほのぼのしたお菓子です。大と小の2種類のサイズがあります。
終わりに
お中元やお歳暮、年賀のご挨拶、手土産、ちょっとしたお礼にと、お菓子が活躍する場面は多々あります。
私は大阪・梅田で、阪神百貨店や阪急百貨店、たまに大丸のデパ地下をぐるぐると見て回っては、結局、安心できる定番お菓子を購入することが多いです。相手さんに目新しいお菓子を贈りたいと思いつつも、結局冒険をせずに、洋菓子はこのお店、和菓子はこのお店と決まってしまいがちです。
しかしながら、ここ数年は、新しいお菓子を試してみたいのとコロナ禍の影響もあり、通販で手配することが増え、「恵那川上屋」さんを利用してみました。お取り寄せにかかる送料は、常温便700円、冷蔵クール便980円、冷凍クール便980円で、送付先1ヶ所6,000円以上で送料無料です。
お盆や年末に帰省する際、両親や親戚に贈るお菓子を一括実家に送っておいて配るようにしてみました。お年寄り向けには甘さ控えめの「くり壱」を、甥っ子姪っ子たちには、子どもも喜ぶビジュアルの「おせち」を、両親用には色んな種類を試せる「詰め合わせ」をと合計1万円弱を頼みました。これまで、百貨店で購入していましたが、出向いたり持ち運びの手間もなくかなり楽でした。常温便と冷蔵クール便の品物を購入する場合は、冷蔵クール便にまとめて送っていただけるので、送料980円で一通りほしいものを買えます(常温と冷凍、冷蔵と冷凍の場合はまとめることはできません。)。
可能であれば、また実際に店舗に出向いて、カフェだけで食べられる「栗一筋」を注文したり、バリエーション豊富なお菓子の中から旬のものを買ったりしたいと思います。品質がよく、見た目も華やかで可愛いく、美味しいお菓子がたくさんあるので気になられた方はぜひお試しください。
※提供店舗、販売時期、商品内容は、扱う時期や状況により変更となる場合があります。
※本ページの写真は、恵那川上屋公式サイトより引用。